2018年9月10日月曜日

Apple Music でダウンロードした曲とCDから取り込んだ曲を同居させる方法


(ipod touchを使用してますが多分iPhoneでもいけます。)

Androidのスマホのイヤホンジャックがぶっ壊れてきたので、スマホよりも専用音楽プレイヤー使って、amazon music使うのもいいかなと思い勢いあまってipod touch(第6世代) を買った。

しかしながらamazon musicはギャップレス再生ができなくて、曲と曲の合間がブツリと切れてしまう。ダフトパンクのライブアルバムがスムーズに聞けないのがずっと不満であった。

せっかくipodも買ってしまったので、Apple Musicを試してみようと思い立つ。
3ヶ月無料で使えるので、もしダメだったらやめようということで試す。

amazon music でダウンロードしていた曲をApple Musicで探して、オフラインでも聴けるようにダウンロードしまくった。
が、ここで思わぬ落とし穴にハマることになる。

今までにCDから取り込んだ曲が同期できない

もともとウォークマン使いだったので、xアプリに曲がいっぱい入っていた。
Apple Music にはレキシのアルバムが1つしかなかったので、ウォークマンから引っ張り出そうと思っていた。

とりあえずxアプリからiTunesへレキシのアルバムを移し替える。
3gpファイルだったので、そのまま読み込むだけでiTunesに連れて行くことはできた。
ipodに移動しようと思い、pcと接続。

ドラッグ&ドロップするが曲が入ってくれない。
ipod側のicloudライブラリーがonになってるからだそうな。

じゃあipod側のicloudライブラリーをoffにするか。。
と思ったら、Apple Musicでダウンロードした曲全部消えちまうという仕様。
なんじゃそりゃ〜

いろいろとググって解決策を探す。
iTunesのicloudを有効にしてライブラリーをアップロードすると同期してくれるらしいので試す。
しかし、雲にビックリマークがついたままで消えない。


このままじゃCD借りても毎回Apple Musicでダウンロードした曲消さないといけないじゃん...

問題はファイル形式にあるっぽい

不思議に思うことがあった。

レキシのアルバムのようにxアプリから直接iTunesに取り込めないファイル形式の曲は、xアプリ上でWAV形式に変換してからiTunesに取り込む必要があった。

イエローモンキーのPunch Drunkerdがそうだった。
iTunesのicloudライブラリーを有効にしたら勝手にipodでも同期されていたのだ。

他にもCDからiTunesに取り込んだものの中で、中国語単語の教材CDだけが勝手に同期されていた。そのCDはもともとmp3のファイルを入れ込んだCDだった。
何も設定をいじることなく取り込んだCDに関しては同期が全くできていなかった。

もしかしたら、と思いレキシのアルバムをWAVで保存し、それをiTunesに取り込む。


このままでは「不明なアーティスト」のままなので、アルバムに名前をつけてあげる。

そして、icloudをアップデートをすると見事に同期された!(画像暗すぎですんません)



多分iTunesでCDを取り込む時にはファイル形式をWAVかmp3に必要があるのかもしれない。
iTunesのデフォルトで取り込んでしまったCDに関しては一度変換をしてからもう一度取り込み直すしかないのかもしれない。


これで今後CDを借りても、Apple Musicでダウンロードした曲を消さずに済む!

2018年9月6日木曜日

自分ではない誰か 昆虫放浪記 台湾編 〜線から点へ〜 その11

前回の記事はこちらから

ドラえもん号、海沿いを駆ける

懇丁国家森林遊楽区を一通り巡り、少し疲れて来たので退散。
もと来た道をドラえもん号で戻ろうとも思ったが、回り道をするのも良いなと思い、適当に突き進んでみる。

わりかし標高が高かったのか、景色が良い。



少し不安だったのが、下り坂でのドラえもん号のブレーキの効き具合だ。
エンジンブレーキという概念がないので、エンジンを緩めたとろこでちっとも減速しない。
ブレーキを握りしめてもユルユルと少し進む。
下り坂でのカーブが一番怖かった。
そして道も少し荒れていたりする。

15分ほど走っただろうか。
坂道は終わり、海沿いの道を走ることとなった。

車が飛ばす大通りをノーヘルの電動バイクでのろのろ走るわけだが、怖い反面かなり気持ちが良かった。
海風を感じた。

南湾というところへ向かうことにした。



自分ではない誰か

適当な場所にドラえもん号を駐輪し、南湾の浜辺で座り込んだ。



遠くで大学生ぐらいの男子たちがバレーボールをしながら中国語で談笑している。
その様子を見ながら、もし自分が台湾で生まれ育っていたら、なんてことを考えた。

当たり前のように日本語で会話し、冗談を言い合っているが、
もし台湾で生まれていたならば僕は中国語で話をしていただろう。
台湾の学校を出て、台湾で就職し、台湾で一生を終える。
性格も価値観も今の僕とはかなり違っているだろう。

こんなビーチでのんびり暮らせる、ということがなんだか羨ましく思えた。
もちろんそれなりの苦労は絶対にあるはずだが。

自分ではない誰かを羨むことが昔はかなり多かったように思う。
人を羨むことがないという人は、それは恵まれているからだよ、と思う。

ただいつからなのかはわからないが歳を重ねるにつれ、人を羨ましいと思う気持ちが和らいだように思う。
それはもしかしたら自分の運が良くて、恵まれていたことに気が付いたというのもあるかもしれないが、いくら人のことを羨ましがったって、向き合うべきなのは自分自身でしかない。

死ぬ間際になって、人を羨ましがるだけの人生だったと思うのは絶対に嫌なことだ。

何をもって満足とするかは悩むところだが、満足のいく人生を送りたいものだ。


つづく


2018年9月1日土曜日

昆虫ハントの魅力 昆虫放浪記 台湾編 〜線から点へ〜 その10

前回の記事はこちらから

ドラえもん号、沈黙

懇丁国家森林遊楽区までの道は上り坂であった。
肩から下げていた荷物が少々邪魔でどこか収納しようと思い、サドル部分を開けてみた。
中にはバッテリーが入っていた。その隙間に荷物を収納した。

もともと原付だったのを電動に改造した感がすごかった。


坂道を上っている間に何故かドラえもん号は徐々に減速し、道のど真ん中で完全に止まってしまった。エンジンもかからなくなってしまった。
両脇には森しかなく、民家と呼べるものは見当たらない。

このままドラえもん号が動かないままだとしたら、そこまで距離があるわけではないが
元来た道を押して歩くしかない。

バッテリーは満タン状態。
鍵を引き抜いたりしてもエンジンがかかる気配がない。
やられてしまったか...。

もしかしてと思い、バッテリーの入っていたサドル部分を再び開ける。
隙間に入れた荷物を取り出し、エンジンをかけてみる。

エンジンは、かかった。

こんなことで、と言いたいところだが直ったので良しとしよう。
(サドルの中身の写真を取ろうと思ってもう一度開けようとしたが、何故かちっとも開かなくなってしまった...)

懇丁国家森林遊楽区

15分ほどで到着した。
うむ。目的地に着いた時点で身体の疲れが全く無いのって素晴らしい。

駐輪代を20元、入園料を150元支払い、いざ入園。
少し雨が降りそうだった。


入園前、ドラえもん号で走っているとちょいちょいリュウキュウアサギマダラを見かけたが、園内には盛り沢山。


ゴマダラチョウ


マサキルリマダラ



リュウキュウムラサキ


ジャノメタテハモドキ


ミツオシジミ


ベニモンアゲハ


葉っぱクライミング


カタツムリさん


おさるさん



この辺は遥か昔、サンゴ礁が隆起してできた土地だそうな。


大地の力というものを感じたのでパチリ。



昆虫ハントの楽しみ

台湾での蝶の同定はなかなか捗った。
先人たちが同定をしておいてくれたからだ。
もしそれがなかったら、何一つわからなかった。
中国語の図鑑を買うしか方法が無い。
日本語での情報が少なすぎて、マレーシアの蝶の名前なんて有名どころしかわかっていない。
現地の言葉を理解し、図鑑を入手する必要があるのかもしれない。

昆虫を同定するのはなかなかに骨が折れる作業ではあるが、
どんな名前でどんな習性があるのかを調べるのは楽しい。

ポケモンなどで図鑑を埋めていく楽しみというのはあるが、
現実世界で実際に自分だけの図鑑を埋めていく作業は思っている以上にわくわくする。
図鑑を埋める、ということだけではなく、
自分の中の知識も高まっていき、頭の中がアップデートされていく感覚である。

みなさんにもこの感覚をぜひ味わって欲しいものであるよ。


つづく