2013年5月29日水曜日

『ポルターガイスト』

『ポルターガイスト』 1982


監督

トビー・フーパー


脚本

スティーヴン・スピルバーグ
マイケル・グレイス
マーク・ヴィクター


出演

クレイグ・T・ネルソン
ヘザー・オルーク


監督知って驚いた。
個人的に一番怖いと思った映画『悪魔のいけにえ』のトビーフーパーが
こんな生ぬるいものを作っていたとは。。

っていうかしょっぱなからテレビがチカチカしたり
雷がチカチカしたり、目が痛いのなんの。

怖くもなんともなくて
なんだか子供向けのホラーのようだったけど
微妙なスプラッターがあるから
どの年齢層をターゲットにしてんのかよくわかんなかった。

話の展開も順番変じゃねーとかなってしまったし。。

うーん、もっと怖いのが観たい!


(追記)
よく調べたらこのシリーズの関係者が次々と亡くなっていたそうで・・・。
ご冥福をお祈りします。。。


2013年5月28日火曜日

『ファニーゲーム U.S.A.』

『ファニーゲーム U.S.A.』  2007


監督 脚本

ミヒャエル・ハネケ


出演

ナオミ・ワッツ
ティム・ロス


ファニーゲームのリメイクバージョン。
ちなみにオリジナルはまだ観ていない。
なんかなー、なんだかなー、ってのが感想で。
何で丸腰で逃げようとすんの?とか
今あなた反撃する余裕あるでしょとか
武器になりそうなものいっぱいあるでしょとか
そういうことばっか思ってしまって。
むやみな長回しとかもだんだんだれてきてしまって。

でも観客に話しかけてきたりするのは楽しかったかなー。
超能力も使えるそうで。

まあ、
微妙でした。。

不快不快って言われてるけど
そーでもないかなーー。。





2013年5月27日月曜日

『女優霊』

『女優霊』  1996


監督

中田秀夫


脚本

高橋洋


出演

柳ユーレイ
白島靖代
根岸季衣


映画撮影所に現れた幽霊の話。

なんというか、
撮影現場の様子が見れたようでわくわくした。
こんな感じで映画って撮るんだなーと。

怖いかと言われればそうでもなくて。
ちょろっと幽霊が出てくるだけで。
時間の長さはちょうどよかった。
これ以上長かったら退屈してたかもしんない。


Jホラーの怖さって
日本人独特の陰湿さ?みたいなのが表されてて
それが退屈になってしまうと言えば退屈なのかもしんない。
大して命のやり取りというか
サバイバル感があんまないし、思わせぶりなのが多いな、
ってなことをJホラーに対して思います。。





2013年5月26日日曜日

『ファウスト』

『ファウスト』 2001→1994でした。


監督

ブライアン・ユズナ→ヤン・シュヴァンクマイエル





DVDのジャケットを見て
ほー、実写とストップモーションかー。
面白そうだなーって思って観た。
わけわかんねえや。。

実写と人形劇パートがあるんだけど
別に実写入れる必要がよくわかんなかったというか
結構人形にはこだわってたとは思う。
じゃあ最初から前編人形劇にしろよと。

んー何かしら意図があって人形パート入れたのかもしんないけどね・・・
難解でも面白ければいいんだよ。
難解でつまんないからよくないんじゃないかなー。

まぁ難解でもなんでもなくてあんま面白くなかったです。

【追記11月15日】

2001年のファウストかと思ったら1994年のヤン・シュヴァンクマイエルの
ファウストでした・・・
っていうかファウスト作りすぎなんだよ・・・


『洲崎パラダイス 赤信号』

『洲崎パラダイス 赤信号』  1956


監督

川島雄三


脚本

井出俊郎


出演

新珠三千代
三橋達也


戦後間もない陰鬱とした時代の話。
出てくる人は基本ダメ人間なんだけど
単純にダメ人間って言えない。
主人公の義治は後ろむきのダメ男って感じで、
蔦枝がいないと何にもできないっていう印象をうけるけど
橋の向こうの色町から救い出してくれたってところで
彼女にとって義治は救いの存在だったんだと。

義治にとって救いの存在である玉子と
カタギになろうとするとあるカップルの存在が
物語をより引き立てておりました。

なんとなくしょっぱい映画で
人物像というかなんか色々計算されててうまいなっていう話でした。

っていうかこの時代の作品たくさん観たら
Always 三丁目の夕日みたいなの観ても
なんだかなー、ってなるんじゃないかな・・・・・。


で、ちょっと気になることがあって
結構前に青森の恐山行った時に
川島雄三の石碑があった。
そこに「サヨナラだけが人生だ」
って書かれてあって
これって井伏鱒二訳でしょ。
それを寺山修司が「さよならだけが人生ならば また来る春はなんだろう」
って加えたんですね。
そんでなーんで川島雄三の石碑に「サヨナラだけが人生だ」
って書かれてあったのかなと思ったら
井伏鱒二のファンだったのねぇ~~



以下は『洲崎パラダイス 赤信号』のネタバレを含みます











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ちょっとラストが個人的に気に入らなくて
女将さんの旦那が殺されたあとで
蔦枝と義治が久しぶりに再会するんだけど
そこで終わらせるようにして
その様子を玉子が外から眺めてるっていう風に
してもいいんじゃないかなーとか
勝手に思いました。

何で最後義治が玉子じゃなくて蔦枝を選んだか、
っていったら女将さんの旦那が殺されてしまった、
ってのがあったのかもしれない。
だって玉子のほうがいいに決まってる。
って思うんだけど、好きって気持ちもあったのかねえ。。

っていう感じに複雑な気持ちになりました。
上手い映画です。









2013年5月22日水曜日

『スウィート・スウィートバック』

『スウィート・スウィートバック』 1971


監督 脚本 出演

メルヴィン・ヴァン・ピーブルズ


うーん
よくわかんなかった。
とりあえず官能表現が結構あって
そこで、いきなりそんなんすんの?
ってなることが多かった。
でもこれは狙ってやってるとのことで。。
人種差別について取り扱った映画で
キング牧師が暗殺されてからまだたったの3年しか
経ってないってことを考えたら
率直に表現してしまったらとんでもないことになってたんだろうなぁ。

まあ内容は
よくわかんないけど
とりあえずゴダールっぽいというか
演出が結構独特で。
もうちょい短くできたんじゃないかなーとか思いつつ
後半は逃亡劇で結構楽しめた。


『大魔神』

『大魔神』 1966


監督

安田公義


脚本

吉田哲郎


出演

高田美和
青山良彦
藤巻潤


戦国?時代の特撮。
ずっとモノクロ映画かと思ってたら普通にカラーだった。
っていうかブルーレイで観たんだけどめっちゃ綺麗だ。
角川のブルーレイはいいと思う。

内容のほうは
普遍的な内容というか
日本人の自然に対する畏敬の念みたいなのが
表現されてて
まあ、現代にも共通する話だなあと。
でもミニチュアというかスゲー迫力あるんだなと思った。
やっぱりCGに頼ってちゃいけないような気がする。

意外と大魔神ってちっこいってのが正直な感想でした。


2013年5月21日火曜日

『マルコムX』

『マルコムX』 1992


監督 脚本

スパイク・リー


出演

デンゼル・ワシントン
アンジェラ・バセット
スパイク・リー


勝手にコメディー映画かと思っていたこの映画。
かなり真面目な内容でした。
ところどころ場面の繋ぎ目とかが荒かったかも。
そして長い。
でも一人の人間を描こうと思ったら90分じゃ足らないか。

人種差別とかが解決した訳じゃないけど
キング牧師らが活躍していた時代から時間ってのはまだ
あんまり経ってないんだなぁ。
奴隷制度はかなり前からあったというのに。

やっぱり宗教と差別ってのは
切っても切れない関係なのかもしんないなー。
ある宗教にとっては正義であるものが
他の宗教にとって悪だったりとか。
って考えてたら差別ってなくならないんじゃねぇか?

んー
でも宗教が人を強くさせるっていう面もあるわけで。

今の日本は無宗教で、何かしらの哲学もなくて
大丈夫なのかなとか思ったりもする。
自分も特に何も信じてはないけど。

思想の自由云々があるけど
教えないってのはちょっと違うんじゃないかなぁ。
哲学から学問が発展していったっていう話があるのに
ちゃんとした哲学を学校じゃ教えてくんないからねー
どうにかなんないのかなー。







2013年5月20日月曜日

『ムカデ人間』

『ムカデ人間』 2009


監督 脚本

トム・シックス


出演

ディーター・ラーザー
北村昭博


これはあかん。
何かがおかしい・・・
発想がぶっ飛びすぎててある意味尊敬するレベル。
本当に何考えてんだってぐらい。
おかしいでしょ・・・。
なんていうか
怖いっていうよりも
痛いっていう感じかな・・・
けどソウ3ほど痛いかって言われたらそうでもないような。
直接的な表現よりも想像させるのが多かった。
しばらく体の力入んなかった。

笑いと恐怖の狭間っていうのは何とも言えないもので、
日本語吹き替えでホラーを観ると何故か笑えてくる。
っていうのを知らなくてバタリアンを字幕で観てしまったのは
わりと後悔している。

話がそれたけど、結構苦笑いしながら観てました。
消化云々が一番残酷だぁ・・・・



2013年5月15日水曜日

『ブラック・スワン』

『ブラック・スワン』 2010


監督

ダーレン・アロノフスキー


出演

ナタリー・ポートマン
ミラ・クニス


若干歳をとってしまった感の否めないナタリーポートマン。
でも、こんだけ体張って演技ができるってのがすごい。
個人的にはナタリーポートマンが体張るとこなんか見たくないって感じだったけど。

内容はバレエダンサーのどろどろした様子を描いてる話なんですけれども、
勝つためには手段を選ばないっていうんじゃなくて、
ダンサーが如何に自分を削りまくって演技をしているか、
ってのが痛々しいほどに観る側に伝わってきます。

んー、けどナタリーが全部ダンスを踊ってるかどうかは微妙なのかな・・・?
全部踊ってたら本当にすごいんだけど
流石にそれはきついんじゃないかなぁ・・・


2013年5月13日月曜日

『ナインスゲート』

『ナインスゲート』 1999


監督 脚本

ロマン・ポランスキー


出演

ジョニー・デップ
フランク・ランジェラ


何故か名前だけはずっと前から知っていた作品。

悪魔の本?みたいなのを探して見比べるっていう物語。
観たはいいが、とりあえず引っばるだけ引っ張って
結局何してんのかよくわからない。
あんたたち何だったの?とか
物語の方向性ってのが途中からよくわかんなくなったというか。
そういう話の映画も結構あるんだけど
誰が誰で、ってのが人物同士の話だけで済まされてるから
誰が誰だかわかんなくなるんだよね・・・

で、一番気になったのが音楽の使い方で、
クラリネットの音ってのは
なんだか間抜けに聞こえてしまって
ホラーには合わないんじゃないかなぁと。。(なんだかすみません

大体オーケストラを映画に使うとなんとなく
古臭さが際立ってしまうというか、
ジョーズとか
スピルバーグはよくオーケストラ使ってる気がするんだけど
なんか古臭いなー
みたいな印象受けるのです。。

だから音楽に古臭さを感じない映画は
今見ても古臭さを感じさせなかったりする。

うん。
この映画は古臭かったよ。







2013年5月12日日曜日

自分にとっての映画とは

自分にとっての映画とは?


幼いころから映画が好きだった。
小学生かそのあたりは90年代怪獣映画が真っ盛りで
ゴジラvsデストロイヤーで幕を閉じた90年代ゴジラや
平成ガメラが当時流行っていた。
テレビでも度々怪獣映画が放映されていた。
モスラシリーズが放映されることをどれほど待っていたことか。
(結局放映された記憶ないけどね)
アメリカ版ゴジラや、ガメラ3をどれほど劇場で観たいと思ったことか。
(結局結構経ってから観ることになったけど)

一番大きなきっかけといえば
小学3年くらいのときに親がケーブルテレビを契約したことだ。
母が色々と映画を録画していた。
教育も兼ねてのことだったのかもしれないが、
日本語字幕、音声は英語。で、観せられることが多かった。
どうしてここまでハマってしまったのかは謎だが、
夏休みに学校のプールから帰り、部屋の冷房をつけ、
家族みんなで映画を観る、というのが楽しかったからかもしれない。

ただ、ホラーとかサスペンスなんかは全然観せてくれなくて、
観たら怒られるものだと思っていたから
ある日こっそり13日の金曜日観ようとしてたら母がやってきて
母はそのまま観始めて、
怒られるんじゃないかとびくびくしていた自分は
その場から逃げた。

観るなと言われれると余計に観たくなってしまうわけで
だんだんとホラー映画に興味を持ち始めた。
ネットで何故かホラー映画のネタバレを調べてしまうっていうね。
今でも後悔はしている。
そういえば、
金曜ロードショーのエクソシストの予告が怖すぎてトラウマに
なってしまったこともあったなぁ。


しかしながら小学校高学年から高校1年あたりまで
アニメ版なんか全然観ていないのにガンダムにハマっていたため
映画からは少し離れていた(たぶんプラモが好きだっただけ)

で、また映画にハマることになるわけ。
高2の夏休みにすることがなくて
とりあえず名作と呼ばれる映画を観ておこう、
ということでエイリアンとか羊たちの沈黙とか
七人の侍だとかゴッドファーザーなどを観たわけで。
めっちゃ面白いやん、という感じになった。

で、高3で受験生に。
受験の年は映画館で絶対観ておきたい作品が結構あった
年だったと思う。ダークナイトとか。
今でも映画館で観れなかったのを後悔している。
まあ、受験生だったから仕方ない。
そんなこんなで受験に失敗し、浪人をすることとなる。

高3のときから悩み始めていたことだが、
将来自分は何をしたいのか。
結構悩んでいたと思う。
誰かが望んでいることをすればいいと思っていたので
適当に大学行って、何かの研究をするとずっと周りには言っていた。
でも、心の奥底では映画作ったりしたいとかずっと考えていた。
おおっぴらに言うとバカにされたりするのが嫌だったっていう気持ちもあった。

何がしたいのかよくわからないまま
大学に行くことになった。

高校では弓道部に入っていたので、弓道部に入ろうかとも思った。
ただ弓道で肘を痛めていたので、(実際は運動したくなかっただけ)
弓道部には入らなかった。
映画が好きだったので、
っていうか映画作りたいとはどっかで考えていたので映画部に入る。
ただあまりにもすることがなさそうだった(笑)ので、写真部にも入る。

でもやっぱり何がしたいのかわからなかったので
ぶらぶらしたりゲームしたり映画観たりする日々が続いた。勉強はあまりしていない・・(すみません
そこまで熱心に映画作りたいとかはまだ考えていなかった。


で、
ぼやーっとしてたら311の震災。仙台にて。
自分が何も役に立つものを持っていないことを痛感した。
何かやろうとしたけど何にもできないし、やる気も起きなかった。
どーしようもないじゃんと思う日々が続く。
映画も何の役にも立たねーな、
って思いながら色々と映画を観る。
園子温を知った。
ヒミズ、希望の国。
「数」という詩。
映画をやろうと思った。



映画が何の役にも立たないことはわかってるけど
自分には映画ぐらいしかやることないかもしれない。
っていうかいろいろスポーツとか音楽とかやってみたけど
なぜか映画だけは幼いころからずっと好きなままで飽きる気がしない。
そこまで色々観たわけじゃないけど
映画は自分の一部には既になっている。
どうやら観るだけじゃなくて作るのも結構好きみたい。



夢を語るのはバカバカしくて恥ずかしいこと。
だけど悪いことじゃないから胸張って
映画監督やりたいって言ってやるよ。










2013年5月9日木曜日

『マネーボール』

『マネーボール』 2011


監督

ベネット・ミラー


脚本

スティーヴン・ザイリアン
アーロン・ソーキン

出演

ブラッド・ピット
フィリップ・シーモア・ホフマン


実話もの。野球。
僕はそれほど野球に興味があるわけではない。
でもそれなりに楽しめた。
選手視点ではなく、チームを取り仕切るジェネラルマネージャー
からの視点で物語は進んでいきます。
試合自体も淡々と進んでいきます。
選手がころころ変わって行くので誰が誰だかわかんなくなったりする。
完全に選手はただの駒。
選手自身の力と、チームを取り仕切る側のどちらの
実力で世の中は動いてんのかよくわかんないものだなぁ
ってのが全体の感想です。

ゆうてもやっぱブラピはかっこいいね




監督がモテるのかそうでないかを考えて観るのを楽しむ

そこまで映画を沢山観てきたわけじゃないけど、
だんだん観るにつれて
ああ、この監督は今までモテてきたんだな、
っていうのがわかる映画に出会うことがあります。

例えば、トップガンとか。
トムクルーズがどんどん成功していく感じや
もうモテモテな感じとかがね。
恋愛に対してしょっぱい思い出がある人はあんな風に
描かないんじゃないかなと笑

いえ、これは僕の勝手な推測ですが。

で、逆にホラー映画を作る人たちは絶対に
今まで恋愛に対していい経験がなかったと言っても
過言ではないと思う。
だってホラー映画は必ずカップルが真っ先に殺されるし、
やたらエロいシーンを出したりね。
中田秀夫は前テレビ出てたけどモテなかったって言ってたしね。
『桐島、部活やめるってよ』の
神木くんもそんな感じだったしね。

なんというか、何かしらで昇華したいっていう気持ちは
痛いほどわかります。。

そんで女性が主人公の映画ってのもモテなかった
監督が作ってるんじゃないかなあと考えております。
理想の女性像とかね。
だから、ジェームズキャメロンも案外モテてなかったんじゃないかなー・・・


これらは全部僕の勝手な推測です。。



はい、映画は作り手の欲望を映し出すものでもあります。
僕も自分の願望を映し出したりしております。。
もっと映画作りたい!!!

『めまい』

『めまい』 1958


監督

アルフレッド・ヒッチコック


脚本

アレック・コッペル
サミュエル・A・テイラー


出演

ジェームズ・スチュワート
キム・ノヴァク


久しぶりに観たヒッチコック作品。
いつも観て思うのだけれど、前半がやはり退屈。。
今回もそう。
なんと言いますか別にこの人いなくてもいいよね、っていう人が
結構いたり、いらない情報がだらだらあって
全然内容が頭に入って来ないときが・・・。
ただ単に自分が疲れていただけなのかもしれないけれども。。
でも少しずつ話が進んでいくにつれ徐々に面白くなってくるのであります。
割とおお!ってなったところも『めまい』にはありました。
いろいろ回収できてないのもあったけどね。
あー、それで終わるのねっていうふうになりました。

結論
前半退屈後半まあまあ。


2013年5月6日月曜日

『シュガー・ラッシュ』

『シュガー・ラッシュ』 2012


監督 

リッチ・ムーア


脚本

フィル・ジョンストン
ジェニファー・リー


吹き替え声優

山寺宏一 
諸星すみれ
花輪英司
田村聖子


普通に楽しかった。
脚本の伏線の張り方とか回収の仕方とかすげーなって。
まるで教科書かのような。
勉強になりました。
世界観も独特で、おおおって感じ。
そんでCGがすごい。
ゲーム特有の動き?みたいなのとか
疾走感とか。
映画館で観てよかったなって思えた作品。
ゲームのネタが楽しかった。
ここで、それ出てくんの「!」みたいな。
エンドロールもなんか凝ってたしね。
内容もなんだかキュンってなります笑
もしかしたらディズニーのCGアニメに裏切られたことがないかも。

いやぁ
映画って本当にいいものですね







『パール・ハーバー』

『パール・ハーバー』 2001


監督 

マイケル・ベイ


脚本

ランドール・ウォレス


出演

ベン・アフレク

ジョシュ・ハーネット

ケイト・ベッキンセール


評判には聞いていたが、というかネタとか全部知ってたけど
やっぱりクソ映画だった。
本当のところはよくわかんないけど、冷戦はぎりぎりだったかもしんないけど、犠牲者云々とか
大丈夫だと思うからそれなりにエンターテイメントしててもいいんだけど、
世界大戦は犠牲者がいるんだからエンターテイメントで描いたらそら良くないでしょ。
ていうか2001年にもなって何で戦意を高騰させるようなものを作ったのだろうってのが疑問。
主人公たちに感情移入させる隙を与えないんなら狂気として描けるのに
そんな感じなかったからなー。
ただ日本人殺してイェーイとか言ってるしなー。
ベトナム戦争とかで何とも思わなかったのかなこの映画作った人らは。
ここに出てくる登場人物の恋愛模様とか知ったこっちゃねえぞと。
ドロドロで。ドロドロで。
しかもアメリカは強いんだぜみたいな感じで終わるしね。
分かった、これ作った人は大戦中から現代にタイムスリップしたわけだな。
ははーん。


ザ・ロックは好きなんだけどね・・・・。

2013年5月5日日曜日

『エルム街の悪夢』

『エルム街の悪夢』 1984

監督、脚本

 ウェス・クレイヴン


出演 

ヘザー・ランケンガンプ
ジョニーデップ


かの有名なフレディさん。
ジョニーデップが出ているとはつゆも知らず。
だって若いんだもの。
ヒロイン可愛いんだけどそこまで他の映画出たりしてないんだなぁ。。
それなりに楽しめたような。。。。

ネタバレで論じたほうが論じやすいので以下
ネタバレです。


ネタバレ注意!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



かの殺人鬼フレディことフレディ・クルーガー。
しょっぱなからしゃしゃってきます。
しゃしゃり出すぎです。
正体が最初からわかっているので安心して観れる。
でもホラー映画で安心して観てもなあ。。
出すなら途中からだせばよかったのに。
帽子を夢から取ってくるあたりから。
しばらくフレディが出ない中盤は結構面白かった。
ホラー映画の約束もしっかりしていた。
っていうかエルム街とかその辺がホラー映画のお約束的なのを
作ったのかな?
まあ最後のほうとか結構盛り上がったんだけどね。
ラストもなんだかなー。めでたしでもよかったんじゃないかなー。。
けど夢の中を行き来したりしたりして、これは夢だ、これは現実だ、って
はっきりわかるのと、ナンシー!そこは夢だってなったのが面白かったね。






2013年5月3日金曜日

『ボーイズ・オン・ザ・ラン』

『 ボーイズ・オン・ザ・ラン』2010
監督 脚本
三浦大輔
出演
峯田和伸
黒川芽以
YOU
松田龍平
小林薫
リリー・フランキー
原作読んでから観賞。
第一部?のところをうまく映画化できていたと思った。
原作でも読んでて辛かったように、映画版もやっぱり観ててしんどかったなー。。
ダメ男だから仕方がないって部分もあるんだけど、やっぱりどうしても共感してしまう部分があって、自分と重なってしまう。で、感情移入してしまうんだよねーー
てゆーか、黒川芽以が可愛すぎた。峯田和伸もよい。

2013年5月2日木曜日

『俺たちに明日はない』

『俺たちに明日はない』 1967

監督 アーサー・ペン 

出演 ウォーレン・ベイティ
フェイ・ダナウェイ

脚本 ロバート・タウン
デヴィッド・ニューマン
ロバート・ベントン


ようやく観るに至った『俺たちに明日はない』
なぜ観なかったのかというと、ずいぶんと前に兄貴にネタバレをされたからである。
さらっと。本当にさらっとね。止める時間などなかった。。
やっぱりネタバレされてたから素直に楽しめなかったといえば楽しめなかった・・・

人と映画の話をするときはネタバレに注意しなければいけないと思う。
自分が観たことのない映画の話をする人に
どんな内容って聞くと大抵ネタバレされてしまう。
いや、映画を話のネタにすることが良くないのかもしれない。
いかにネタバレをせずにその映画の魅力を伝えるってのはなかなか難しいからね。
自分も気をつけなければ。。

ということで『俺たちに明日はない』なんですが、
なんといってもフェイ・ダナウェイの美しさとウォーレン・ベイティの格好良さ。
それだけでお腹いっぱいにはなる。
内容的には犯罪モノだから主人公たちに感情移入できないっていう人は多いかも。
映画の主人公でもはたから見ればただのクズだがらなぁ。
個人的には犯罪モノが好きなのでそれなりに楽しめました。
悪循環が悪循環を呼んで、抜け出せなくなる怖さって感じ。
けどそういうことって自分にも下手したら起こりうることだから面白いと思うし、
怖いとも思うわけです。
悪い奴らに絡まれたら自分の意思をもってちゃんと逃げ出さないとね、
ということを考えさせられた映画でございました。




『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』

『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』

2011

監督 ジョー・ジョンストン

脚本 クリストファー・マルクス
スティーヴン・マクフィーリー

出演 クリス・エヴァンス
トミー・リー・ジョーンズ
ヘイリー・アトウェル


アメリカ万歳映画かなー。
時代も第二次大戦中だから善悪がはっきりしてるというか、ドイツが悪役になってしまうのはしょうがないというか。善悪で戦争が云々ってこと考えたらこの映画は成り立たないんだけどね。
色々あっけなかったり、人権的に大丈夫かとか、派手なコスチュームだから狙われやすいんじゃねとか、突っ込んじゃいけないんだけどね。突っ込んじゃうよね。
一番思ったのはこれヒーローなの?ってとこで国を守るってだけで人を助けるって風じゃないんだよね。うーん、日本じゃ絶対出てこないヒーローではある。別に日本万歳映画もあっていいと思うんだけどなーー。

2013年5月1日水曜日

『太陽』

『太陽』2005

監督 アレクサンドル・ソクーロフ

出演 イッセー尾形 佐野史郎 桃井かおり


昭和天皇とマッカーサーとの話。
あまりにも有名な話なんだけれども、どーも映画での話に納得がいかない。これ観るくらいだったらもっと他のドキュメンタリー観た方がいい。
全体的に安っぽいというか、下手したら日本人の逆鱗に触れる部分でもあるんだからもっと重厚に描いて欲しかった。
ていうか会談の内容も全然描けてないじゃん。
まー、外国人目線で作ったものだし、日本人じゃ恐れ多過ぎて誰も作らない内容だから仕方がないとは思う。。
誰もやらない、っていう部分では評価されるべきかもしれない。


『リアルスティール』

『リアル・スティール』

監督 ショーン・レヴィ

脚本 ジョン・ゲイティンス

出演 ヒュー・ジャックマン
エヴァンジェリン・リリー
ケヴィン・デュランド


ダメ親父とその息子、一夏の思い出。
何というか、これもっと若いときに観てたらかなりはまってたと思う。ロボットのごてごてした重量感とか、音声で動いたりとか、たまらんわけですよ。
そんで色々日本のアニメのオマージュだったり。
やっぱり鉄人28号とか意識されてんのかね。鉄人28号観たことないんだけれども。
メカが兎に角格好いい。
ダメ親父だけど格好いい。

ただなんとなく腑に落ちないとこがあって、操作系統とか技とかどうやって覚えさせてんのかとかがよくわかんなかった。考えたら負けなところはあります。

わくわくした映画。将来子供できたら観せたい映画です。