2013年6月8日土曜日

おそらくあの世とこの世の狭間である場所へ

国道6号線をたどり、
福島県双葉群浪江町の立ち入り禁止区域ぎりぎりのところへ行ってきた。

そこでは所々で警備員が道を封鎖している。

あまりにも非現実的で衝撃を受けた。

自分たちの国であるのに立ち入ることを許されない場所。
美しいはずなのに汚染されている場所。

どう考えても復興とはほど遠い世界。
人の手でどうにかなるもんなのかこれは、、、


街には人の気配が全く感じられず、
津波で残った民家だけが点々としており
瓦礫はほぼ撤去されていた。





















被災地という名で一括りにされ、
名前を亡くしてしまった土地がある。
この土地もまたそうだ。
ちゃんと名前で一つ一つ紹介しろよ。



















色々なものが放置されたままで。

ここにいた人たちはどんな思いで去っていったのか。
ここにいた動物は今どうしているのか。

残酷で理不尽でやるせなくて。



















この木の何キロか先には
目を覚ました怪物が息を潜めている。


追記
撮影した動画です

http://www.youtube.com/watch?v=tfAhQJNmwd0

0 件のコメント:

コメントを投稿