自分にとっての映画とは?
幼いころから映画が好きだった。
小学生かそのあたりは90年代怪獣映画が真っ盛りで
ゴジラvsデストロイヤーで幕を閉じた90年代ゴジラや
平成ガメラが当時流行っていた。
テレビでも度々怪獣映画が放映されていた。
モスラシリーズが放映されることをどれほど待っていたことか。
(結局放映された記憶ないけどね)
アメリカ版ゴジラや、ガメラ3をどれほど劇場で観たいと思ったことか。
(結局結構経ってから観ることになったけど)
一番大きなきっかけといえば
小学3年くらいのときに親がケーブルテレビを契約したことだ。
母が色々と映画を録画していた。
教育も兼ねてのことだったのかもしれないが、
日本語字幕、音声は英語。で、観せられることが多かった。
どうしてここまでハマってしまったのかは謎だが、
夏休みに学校のプールから帰り、部屋の冷房をつけ、
家族みんなで映画を観る、というのが楽しかったからかもしれない。
ただ、ホラーとかサスペンスなんかは全然観せてくれなくて、
観たら怒られるものだと思っていたから
ある日こっそり13日の金曜日観ようとしてたら母がやってきて
母はそのまま観始めて、
怒られるんじゃないかとびくびくしていた自分は
その場から逃げた。
観るなと言われれると余計に観たくなってしまうわけで
だんだんとホラー映画に興味を持ち始めた。
ネットで何故かホラー映画のネタバレを調べてしまうっていうね。
今でも後悔はしている。
そういえば、
金曜ロードショーのエクソシストの予告が怖すぎてトラウマに
なってしまったこともあったなぁ。
しかしながら小学校高学年から高校1年あたりまで
アニメ版なんか全然観ていないのにガンダムにハマっていたため
映画からは少し離れていた(たぶんプラモが好きだっただけ)
で、また映画にハマることになるわけ。
高2の夏休みにすることがなくて
とりあえず名作と呼ばれる映画を観ておこう、
ということでエイリアンとか羊たちの沈黙とか
七人の侍だとかゴッドファーザーなどを観たわけで。
めっちゃ面白いやん、という感じになった。
で、高3で受験生に。
受験の年は映画館で絶対観ておきたい作品が結構あった
年だったと思う。ダークナイトとか。
今でも映画館で観れなかったのを後悔している。
まあ、受験生だったから仕方ない。
そんなこんなで受験に失敗し、浪人をすることとなる。
高3のときから悩み始めていたことだが、
将来自分は何をしたいのか。
結構悩んでいたと思う。
誰かが望んでいることをすればいいと思っていたので
適当に大学行って、何かの研究をするとずっと周りには言っていた。
でも、心の奥底では映画作ったりしたいとかずっと考えていた。
おおっぴらに言うとバカにされたりするのが嫌だったっていう気持ちもあった。
何がしたいのかよくわからないまま
大学に行くことになった。
高校では弓道部に入っていたので、弓道部に入ろうかとも思った。
ただ弓道で肘を痛めていたので、(実際は運動したくなかっただけ)
弓道部には入らなかった。
映画が好きだったので、
っていうか映画作りたいとはどっかで考えていたので映画部に入る。
ただあまりにもすることがなさそうだった(笑)ので、写真部にも入る。
でもやっぱり何がしたいのかわからなかったので
ぶらぶらしたりゲームしたり映画観たりする日々が続いた。勉強はあまりしていない・・(すみません
そこまで熱心に映画作りたいとかはまだ考えていなかった。
で、
ぼやーっとしてたら311の震災。仙台にて。
自分が何も役に立つものを持っていないことを痛感した。
何かやろうとしたけど何にもできないし、やる気も起きなかった。
どーしようもないじゃんと思う日々が続く。
映画も何の役にも立たねーな、
って思いながら色々と映画を観る。
園子温を知った。
ヒミズ、希望の国。
「数」という詩。
映画をやろうと思った。
映画が何の役にも立たないことはわかってるけど
自分には映画ぐらいしかやることないかもしれない。
っていうかいろいろスポーツとか音楽とかやってみたけど
なぜか映画だけは幼いころからずっと好きなままで飽きる気がしない。
そこまで色々観たわけじゃないけど
映画は自分の一部には既になっている。
どうやら観るだけじゃなくて作るのも結構好きみたい。
夢を語るのはバカバカしくて恥ずかしいこと。
だけど悪いことじゃないから胸張って
映画監督やりたいって言ってやるよ。
がんばれ
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