『8月のメモワール』 1995
監督
ジョン・アヴネット
出演
イライジャ・ウッド
ケヴィン・コスナー
メア・ウィニンガム
小学生の頃に観た映画をもう一回観てみよう、
ということで「思い出補正映画」の第一弾。
内容とか全部覚えてたんだけど
その頃にはベトナム戦争がどんなもんだったか、とか
後遺症を抱えた人達がどんな風だったか、とか
わかってなくて
ただ子供たちが戦うシーンだけを楽しんでいた。
わかんなかったテーマとかが今回色々わかった気がする。
1970年代のアメリカの貧しさとか
人種差別がまだまだひどかったこととか。
原題は『The War』。
望まぬ戦争に末端の兵士として赴いた人達は
どんな思いで国へ帰ってきたのかな、
なんてことを考えさせられた。
戦争は双方になんらかの正義があって
勝った方が正しくなるのは当然なんだから
歴史を振り返る時は
そっちが正しい正しくないっていう主観的な感想を
述べるんじゃなくて、
感情を排して淡々と客観的事実を見つめないと
いけないんじゃないかなー。
戦争はだめだから
攻められても抵抗しちゃいけないっていう人もいるけど
それはなんだかなぁとは思う。
人は時として戦わねばならないときがあって、
戦う理由っていうのをしっかりと考えなければいけないのかもな・・・
ベトナム戦争とかパレスチナ問題の映画観ると
色々考え方が前と変わってきた気がする。
良い映画でした。
ていうかイライジャ・ウッド若すぎ
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